消費者金融やクレジットカード会社では、2010年まで適用されていた出資法という法律によって、上限金利を29.2%という高い金利として融資を行ってきました。その結果として高金利での返済を行っていた人の場合には、通常の利息制限法に基づく金利と比較して、多くの支払いを行ってきたことになりますので、支払わなくても良いはずのお金を払ってきたと考えられます。弁護士などの法律家に依頼することによって、払い過ぎている利息を取り戻すことが可能で、相談するときには債務整理の手続きを行っている先生を選択することになります。借金を全て返済している人が取り戻すための手続きを行うときには、過払い金返還請求について弁護士に法律相談することになります。
借金が残っているときであっても法律家に相談することが可能で、現在支払っている債務額に充当することで、借金を減らしてもらえる可能性があります。また、任意整理の交渉を弁護士に依頼することで、将来分の金利の支払いをカットしてもらえる場合もあります。出資法の金利ではなく、利息制限法の金利の場合においても上限金利は15%から20%となりますので、100万円を借り入れたときに1年間で支払う利息については、20万円以上となりますので、全体の返済金額として考えると5分の1ほどの金額は利息分の支払いと言えます。将来における金利を支払わなくても良いように交渉することができれば、借金額を5分の1ほど減額できると考えられますので、大きな効果を得ることができます。