相続登記や確定申告、遺産相続に必要な手続きと相談

不動産とくに土地を相続するときは、いくつかの事務手続きが必要になります。その手続きすべてを一人で行うのは難しいです。また、法定相続人が複数いる場合はそもそも一人で手続きを完了することはできません。弁護士や司法書士といった専門家に相談するのが無難ですが、どのような処理が必要で何を用意する必要があるのでしょうか。

まず、土地を相続するときにやらなければならないことは次の3つです。相続登記、相続税の申告、準確定申告となります。相続登記とは土地の名義を相続する人に変更する申請のこと。これにより法的に相続したと認定されます。

今まで相続登記は任意性でしたが、法改正により2024年から義務となりました。そのため登記は弁護士などと相談して必ずやるようにしてください。相続税の申告に関しては、条件があります。それは財産の評価額が3600万円以上であること。

これは相続するすべての財産が対象です。土地だけではありませんのでこちらも注意してください。準確定申告とはその土地でマンション経営や駐車場経営など、収益のある使用法がされていたときに関係するもの。亡くなった人の代わりに確定申告をしなければなりません。

以上が遺産相続に必要な3つのプロセスですが、最後に流れを見ていきましょう。まずは遺言書の確認をして、法定相続人が調べられます。相続財産も調べられて、遺産分割協議を行い、相続登記を申請したら完了です。いろいろと調べる項目があるので、専門家に相談して助力してもらえるとスムーズに進むでしょう。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です