矯正歯科は、歯並びをきれいにするための治療を行います。歯並びをきれいにしたいと考える人は多いですが、保険が適用されないことや、治療に長く時間が必要になるためにためらってしまうことが多いです。矯正歯科で治療が終わるまでには、年単位で時間が必要です。前歯だけなのど部分矯正の方が、全部の歯並びを並び替えるより時間が短くなる傾向があります。
短くなると言っても、1カ月で治療は終わることはありません。歯にワイヤーをかけて、歯同士を引っ張ることで、少しずつ歯を動かしていくためです。矯正歯科にかかる期間は、平均で2～3年ほどかかります。子供の矯正の場合は、顎の成長を促進させることで、歯がきれいに並ぶように促すので治療期間としては長くなりますが、歯にワイヤー装置をかけなくても歯並びを改善させることができます。
大人の場合は、成長が止まっているので、歯の移動のみで歯並びをきれいにします。移動させるのに多くの時間がかかるように、きれいになった歯並びを保持するのにも時間が必要です。歯並びがきれいになったからと急に治療を中止すると、歯が元の位置に戻ろうとしていきます。そこで、保定といってきれいな状態を保てるようにしばらく装置を使う期間がかかります。
保定をしっかりすることで、後戻りすることなくきれいな歯並びを維持することが可能です。保定の期間は、元の歯並びによって異なりますが、1～2年ほどかかることが多いです。岡山の矯正歯科のことならこちら